Cakephpの開発環境を作ろう
準備するもの
まずは、開発の前に開発できる環境を構築する必要があります。開発にあたり、PHPの実行環境、WEBサーバー、データベースの3つが必須です。一見大変そうですが、実はとっても簡単に環境構築が可能なのです。
windows上にxampp環境を入手しよう
cakephpでシステムを構築する場合には、PHPが動作するapache等のWEBサーバーの環境が必要です。通常はプロバイダー等でホームページスペースやレンタルサーバー等では既に構築されているため直ぐに動作が可能ですが、それらを使って開発を行うのはあまり効率的とは言えません。また、データベース環境も開発用と本場用とは区別しておきたいものです。
これらを取りまとめてセットアップ可能なxamppというものが存在します。windows用にはインストーラーもあり、数回のクリックでインストールが完了します。まずは、XAMPP For Windowsをダウンロードします。
ダウンロードは、XAMPP Windows版のEXEをダウンロードします。
ダウンロードされたファイルからインストールを行います。詳細はxamppのインストールマニュアルを参照して下さい。これで、apache、mysql、PHP5の開発環境がc:\xamppに整います。
CAKEPHP開発用のフォルダーを作成しよう
まずは、cakephpの最新版をダウンロードします。執筆時点での最新版は1.3.5でした。画面右側のDownloadからダウンロードを行います。ダウンロードリンクをクリックすると、様々なファイルが一覧表示されますが、windowsでの開発ならzip形式を選択します。1.3.5なら、1.3.5の右側のzipをクリックしてダウンロードを行います。
ダウンロードされたファイルはZIP形式で圧縮されていますので、解凍します。解凍されたフォルダー内をたどると、以下のようなフォルダー構成があります。これが、これから長~~くお付き合いするCAKEのトップレベルフォルダーの構成になります。
次に、開発用のフォルダーを作成します。これは、どこでもいいのですが、例えば、Cドライブ直下にdevWWW等とします。これは、DevelopWWWの略で、WEB開発用と私はしています。さらに、このフォルダー直下に開発したいシステムのフォルダーを作成します。例えば、ご意見システムを作成するのであれば、「opinion」などとします。開発を進めるとソースコード以外にもドキュメントや備忘録等が増えていきます。これらをソースコードと同じ部分に保管したくないので、このフォルダー以下にsrcとdocなどを作成します。doc無いには、備忘録や議事録、画像等なんでも保存します。そして、src以下にソースコードを保管します。少し複雑になりますが、後ほどツリー図を記載します。
さて、ここまででソースコードを保管するフォルダーが作成されました。このフォルダー内に先ほど解凍したCAKEPHPのファイル一式をコピーします。最終的には以下の形になります。今後これを開発用フォルダーと呼びます。
XAMPPの設定を行おう
ここまでで、xamppのインストールとCAKEPHPのファイルがセットアップされました。最後に仕上げの設定ですが、ブラウザーから「localhost」と入力すると、先ほどのcakephpが表示されるようにxamppの設定を行います。設定といっても数行変更するだけです。まずは、xamppのインストールフォルダーを開きます。その中の、apache->conf->httpd.confを設定します。このファイルをメモ帳やお気に入りのエディターで開きます。このファイルがxamppでインストールされたapacheの設定ファイルになります。
このファイルの中の大体190行目付近にDocumentRootの設定箇所があります。この部分を先ほど作成した開発用フォルダーのapp/webrootをCドライブからの絶対パスで記載します。また、合わせてDirectoryの設定とオプションの設定および、設定の上書き(AllowOverride=上書許可)の設定も行います。ちなみに、DocumentRootは通常一つしか設定できませんから、予め記載されいるDocumentRoot行は「#」をつけてコメントアウトします。詳細は以下参照。
Apacheの起動とテスト環境の表示
お疲れ様でした。開発の前段階でも結構な作業量がありますが、どのような開発でも基本的には同じ作業になります。後は、CAKEPHP側でDocumentRootの位置を変更する方法もあります。これを行うとよりセキュリティー面で有効となります。詳細はcakephpのマニュアルを参照下さい。
さて、ここまでの設定が完了したらいよいよApacheの起動です。xamppを起動し、画面上のapache欄のstartボタンを押します。左側に薄緑でstartedなどと表示されれば起動が成功しています。もし、startedと記載されて直ぐに消えてしまう場合には設定が誤っています。c:/xampp/apache以下にlogsというフォルダーがあり、その中のerror.logにエラー内容が記載されますので、内容を確認して修正します。尚、80番ポートを利用しているアプリケーション(スカイプ等)が既に起動している場合には、apacheと競合して起動できませんので、予めそのようなアプリケーションは停止しておく必要があります。
無事、apacheが起動したらブラウザーを起動し、http://127.0.0.1または、http://localhostと入力します。以下のような画面が表示されているはずです。
参考サイト
- CAKEPHP Cookbookの第三章
- xamppのインストール方法
- xamppの設定
- DocumentRoot関連はgoogleにて「documentroot 設定」等で検索
- Apacheに関する設定はgoogleにて「apache windows 設定」等で検索



